「プラーク」ってご存知ですか? 〜 知らないと怖い歯周病
「プラーク」ってご存知ですか?
みなさんは歯周病菌が実際にはどのようなものかご存知ですか?
これは、数十種類にも及ぶ細菌が塊となった歯垢のことで「プラーク」とも呼ばれるものなのです。
口の中は汚いというイメージはないかもしれません。
しかし、意外なことに身体の中で最も常在菌が多いのは口の中なのです。
とはいえ、ふだんは免疫作用が働いているため常在菌が問題となることはありません。
ではどんな場合に口の中の菌が悪影響を及ぼしてしまうのでしょうか?
それは、食べ物のカスによって細菌が繁殖してしまった場合です。
歯周病菌はどんどん増え歯垢へと変化していきます。
すると、歯を支える組織等を溶かしていってしまうのです。
では歯に歯垢が付着しているかどうかはどうしたらわかるでしょうか?
まずは、実際に歯を触ってみると良いでしょう。
本来はツルツルしているはずの歯がねばねばした感じがしますか?
そうであれば歯垢が付いている証拠でしょう。
歯垢を赤く染めるプラーク染色剤というものも有ります。
それを利用してどれだけ歯垢が溜まっているかを調べることも出来ます。
赤くなれば歯磨きが正しくできていないということになります。
もし歯磨きがきちんとできていないようなら歯医者さんに行って歯磨き講習を受けるのも良いかもしれませんね。