意外と身体に悪い歯ぎしり 〜 知らないと怖い歯周病
意外と身体に悪い歯ぎしり
あまり問題視されない「歯ぎしり」。
しかし、この歯ぎしり、意外と厄介者なのです。
なぜでしょうか?
なぜなら、歯ぎしりをすると歯周病になりやすいということが分かっているからです。
どういうことでしょうか?
歯ぎしりをすると歯や歯ぐきだけでなく、歯周組織にまで相当な力が加わります。
歯周病菌は歯周組織を壊してしまうのですが、歯ぎしりによってさらに歯周組織に力が加わり、炎症が進み最終的には歯が抜けてしまうということにもなりうるのです。
ですから、歯周病を治すためにも歯ぎしりを治すことが必要なのです。
とはいっても、歯ぎしりは寝ている時に起きるためなかなか自分で改善するのは難しいと言われています。
でも、諦めないでください。
改善する方法が全くないわけではありません。
歯ぎしりは、ストレスなどが原因となって起こると考えられています。
ですから、普段からストレスや疲れを溜めないように気を付けましょう。
それもなかなか難しいと思われるかもしれません。
そんな方は、根本的な治療にはなりませんが、マウスピースを使ってみるのはいかがですか?
「たかが歯ぎしり」と考えておられたかもしれませんが、歯ぎしりは歯周病につながります。そして歯周病は万病のもとともなりうるのです。
ぜひ真剣に歯ぎしりを治すことを考えてみてくださいね。