ガンを引き起こすかもしれない歯周病 〜 知らないと怖い歯周病

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ガンを引き起こすかもしれない歯周病

口の中だけの病気と思われがちな歯周病。 しかし、意外なことにこの歯周病は口の中だけのことでは終わらないということが最近分かってきたのです。 どういうことでしょうか? それはこの歯周病が大きな病気の要因となりうるということなのです。 しかもその病気は命取りにもなりかねない病気なのです。 ではいったい何の病気でしょうか? なんと食道ガンです。 ではなぜ口の中の病気であるはずの歯周病がガンを引き起こすのでしょうか? もともと歯周病菌は唾液などと一緒に身体の中に取り込まれることが有るということは知られていました。 とはいえそれがガンという大病のもとになるとまでは考えられていませんでした。 ところが、最近の研究で「トレポネーラ・デンティコーラ」という歯周病菌の一つが食道がんの病巣から見つかることが多いという結果が出たのです。 たしかにこの「トレポネーラ・デンティコーラ」という菌そのものが食道ガンそのものの原因になるかどうかはわかってはいないのですが、この歯周病菌が何らかの作用を及ぼしてガンを発症するのではないかと考えられるようになったのです。 まだはっきりした検証結果が出ていないとはいえ、歯周病菌がただの口の中に不快な症状を及ぼすだけの病気ではないということは事実です。 「たかが歯周病くらい…」と安易な考えを抱くのはやめたいものですね。
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