歯石を取って口の中を健康に

「歯石」という言葉を聞いたことがないという方はそんなにはおられないでしょう。 この歯石が口の中の健康に良くないということも大抵の方は知っておられることでしょう。 実際のところ、歯石そのものが歯周病の原因になることはありません。歯石は歯周病菌を繁殖させるどころか死滅させてしまうのです。 それでも歯周病の発症率を高くする要因とはなるのです。 どういうことでしょうか？ 歯石が歯に付着すると歯の表面はざらざらしてしまいます。 そうなると歯垢は付着しやすくなるだけでなく取り除くことが困難になってしまいます。 つまり歯周病の原因である歯垢が溜まりやすくなり歯周病を発症してしまうということです。 では、歯石が歯に付着しないためにはどうしたらよいでしょうか？ 一般的に歯垢は２日で歯石へと変化すると考えられています。 このたった二日という短い時間で、自分で取り除けるはずの歯垢は自分では落とすことのできない歯石へと変わっていってしまうのです。 このことから何がわかりますか？ そうです。正しい歯磨きの重要性です。 ぜひ、歯医者さんに行って歯磨き講習を受けてみてはいかがですか？ そして定期的に歯科検診も受けましょう。 口の中を健康に保って全身健康でありたいものですね。