他の人にも影響を及ぼす歯周病

歯周病が感染症の一つだということはご存知でしたか？ と言っても歯周病は感染力が強い病気ではないので、普通は他の人に感染することはないと言われています。 しかしそれはあくまでも「普通」の場合です。 つまり何らかの理由で抵抗力が落ちている場合には感染してしまう可能性もあるということです。 他の人に関係することとしては遺伝の問題が有るでしょう。 歯周病が遺伝するという報告はされてはいませんが、歯周病になりやすい体質というものは遺伝します。 例えば、歯並びはいくらか遺伝するでしょう。 歯垢が残りやすい歯並びが遺伝した場合、歯周病そのものが遺伝しないとしても歯周病になってしまう可能性は高いと言わざるを得ないでしょう。 別の問題点としては、歯周病は胎児に大きな影響を与えるということです。 母親が歯周病の場合、健康な妊婦と比べると早産や低体重になってしまうということが報告されています。 このように、歯周病は自分の問題だけでは終わらないことが有るのです。 ぜひきちんと歯磨きをしたり、歯医者さんで定期健診をうけるなどして普段から自分の口の中を健康な状態に保ちましょう。 そうすることであなたの愛する人を歯周病から守ることができますよ。