歯周病の初期症状である歯肉炎とは？

歯周病の初期症状として現れるのが「歯肉炎」と言われています。 では、そもそも歯肉炎とはどんな病気なのでしょうか？ まず、歯肉炎の原因となるものを押さえておきましょう。 それは歯垢や歯石です。 これらが溜まると歯周病菌が発生します。 これが歯周病の始まりです。 ただ問題なのは、この歯肉炎の段階ではあまり不快感が無いことです。 鏡でじっくり見ないと分からないくらいのものです。 そのため放っておかれることが多く、歯周病の発見が遅れてしまうのです。 では歯周病の治療が手遅れにならないためにはどうしたらよいのでしょうか？ 大切なのは歯磨きをしたときに歯ぐきから血が出るなどいつもと少しでも違うと感じるものが有る時に、「もしかしたら…」と歯周病を疑ってみることです。 どんな病気でも、早く見つけることができれば治療は簡単に済みます。 歯周病も同じです。 「歯肉炎」という初期段階で異常に気付き治療をすれば大切な歯を失うという悲しい結果にならなくてすみます。 身体の他のどんな器官でもそうですが、失ってよいものなど何一つ有りません。 それは歯も同じです。 ぜひふだんから自分の健康に気を配りましょう。 「ちょっとくらい」という油断は禁物です。 早期発見をし適切な治療を受けましょう。